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「あめのなかで」

新聞連載詩Vol.129 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.8.19)掲載より

19.jpg

「あめのなかで」

あめが
あがったら

なにを
しようか
かんがえていた

あめが
あがったら

あのこが
やってくるんだ

あめが
あがったら

あめのなかで
かんがえていた



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「ほほえむ」

新聞連載詩Vol.128 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.8.13)掲載より

13.jpg

「ほほえむ」

ほほえむ
という
きもちを

もしも
かたちに
したのなら

きっと
このもじに
なるだろう

このはなの
なまえを
きょうから
ほほえむと
よむことに
しよう


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「このようにして」

新聞連載詩Vol.127 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.8.5)掲載より

5大崎タイムス.jpg

「このようにして」

大切なことは 
きっとこのようなこと
このようにして 
命が継がれてゆく 結ばれてゆく
頼まれごとではなく行われること
モンシロチョウが 
胡瓜の花に触れた 
このときに世界が繋がる
地球の息吹
だれかが だれかのために 
働くという自然
行為は主張や発信ではない 
無為にして無意な営みなのだ
蝶の訪れは
とても とても
静かであった
私も だれかの
蝶であれるのだろうか


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「口笛と宇宙」

新聞連載詩Vol.126 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.29)掲載より

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29.jpg

「口笛と宇宙」

聲聴きて 真似し口笛
ウグイスの
表出づれば
笑みしカタバミ

乾剛の 殻より出づる
若葉
言の葉芽吹け
この指先に

憂い和ぎ
シロツメクサに
ベニシジミ

雨音の 旋律抱き
蒼空に
詠める白譜
心さやけし




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「永久の華」

おはようございます。
穏やかな一日でありますように[桜]

新聞連載詩Vol.125 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.22)掲載より

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大崎タイムス2017.7.22.jpg

「永久の華」

時を見てきた幹
その枝の先に
今年の若葉
柔らかにして
頑丈な墨象から
柿の息遣い

若葉萌え
秘して咲きたる
無花果に
われもあらんと
業の花伝書

禅庭花
朝に咲けども
夕凋み
ただ一日の
願い永久にと



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「黄と赤で」

新聞連載詩Vol.124 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.15)掲載より

15大崎タイムス.jpg

「黄と赤で」VOL.124

野いちごの
黄色い小花と
真っ赤な実
ひっそり咲いて
さっぱり稔り
なんだか とっても
うらやましい
雨の日の
この草陰で
遠く鳥の聲を
聴いている あなた
しっかりと
自らを生きている
とっぷりと
自然に懐かれている
じっくりと
宙の風を見つめている
のだから



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「初夏への仕事」

おはようございます。
穏やかな一日でありますように[桜]

新聞連載詩Vol.123 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.8)掲載より

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「初夏への仕事」

淡紅の
雨を降らせて
牡丹座し

受け渡されている
時が
牡丹が
胸をひらいて
芍薬の蕾を迎えている
そのようにして
季節が廻っている
初夏がやってくる

今日という
麻糸巻いて
拵(こしら)えし
おだまの重さ
かざす夕暮れ


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「そのすがたで」

「あの日の小窓」新聞連載詩Vol.122
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
    (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス2017.7.1掲載より

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「そのすがたで」VOL.122

おかえりなさい
あなたの
いま すんでいる
ほしのかたち
そのすがたで 
あらわれたのですね

地に小片
昇り来る陽を
伝えんと
雨に落とせし
咲く孔雀草

初めての
飛び来た先に
咲く花は
蜂の予感か
この春紫苑




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「田の神参る」

新聞連載詩Vol.121 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.6.24)掲載より

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「田の神参る」

さとの五月
遠く栗駒を拝し
田植え始まる
子供の頃から
変わらない
営みの彩と薫

雪形と
梨の白駒(はっく)の
訪れに
時と知りたり
水田(みずた)眩しく

田に出でし
主人の名代
庭さつき
早降(さお)りの飾り
作神に華



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「抱きしもの」

新聞連載詩Vol.120 挿話「あの日の小窓」
 少し前の 過ぎた時を 振り返る!
  (自身の白黒写真とともに)
   大崎タイムス(2017.6.17)掲載より

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「抱きしもの」VOL.120

なにを包んでいるの 
そんなに大切に
たおやかな曲線の 
その優しい
花びらに抱かれた
守られるべき慈しみは 
いま亡きひとへの
敬愛ではないのですか
その想いのすべてを
忘れないために
触れて壊して
しまわないように
そんなに柔らかな掌で 
包んでいるのでしょう
あなたの
変わらない気持ち 
木蓮の真実



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