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「永久の華」

おはようございます。
穏やかな一日でありますように[桜]

新聞連載詩Vol.125 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.22)掲載より

佐藤三昭のホームページです(様々紹介しています)↓
      https://sansho6.wixsite.com/mitsuaki

大崎タイムス2017.7.22.jpg

「永久の華」

時を見てきた幹
その枝の先に
今年の若葉
柔らかにして
頑丈な墨象から
柿の息遣い

若葉萌え
秘して咲きたる
無花果に
われもあらんと
業の花伝書

禅庭花
朝に咲けども
夕凋み
ただ一日の
願い永久にと



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「黄と赤で」

新聞連載詩Vol.124 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.15)掲載より

15大崎タイムス.jpg

「黄と赤で」VOL.124

野いちごの
黄色い小花と
真っ赤な実
ひっそり咲いて
さっぱり稔り
なんだか とっても
うらやましい
雨の日の
この草陰で
遠く鳥の聲を
聴いている あなた
しっかりと
自らを生きている
とっぷりと
自然に懐かれている
じっくりと
宙の風を見つめている
のだから



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「初夏への仕事」

おはようございます。
穏やかな一日でありますように[桜]

新聞連載詩Vol.123 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.7.8)掲載より

8.jpg

「初夏への仕事」

淡紅の
雨を降らせて
牡丹座し

受け渡されている
時が
牡丹が
胸をひらいて
芍薬の蕾を迎えている
そのようにして
季節が廻っている
初夏がやってくる

今日という
麻糸巻いて
拵(こしら)えし
おだまの重さ
かざす夕暮れ


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「そのすがたで」

「あの日の小窓」新聞連載詩Vol.122
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
    (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス2017.7.1掲載より

1.jpg

「そのすがたで」VOL.122

おかえりなさい
あなたの
いま すんでいる
ほしのかたち
そのすがたで 
あらわれたのですね

地に小片
昇り来る陽を
伝えんと
雨に落とせし
咲く孔雀草

初めての
飛び来た先に
咲く花は
蜂の予感か
この春紫苑




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「田の神参る」

新聞連載詩Vol.121 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.6.24)掲載より

田の神.jpg

「田の神参る」

さとの五月
遠く栗駒を拝し
田植え始まる
子供の頃から
変わらない
営みの彩と薫

雪形と
梨の白駒(はっく)の
訪れに
時と知りたり
水田(みずた)眩しく

田に出でし
主人の名代
庭さつき
早降(さお)りの飾り
作神に華



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「抱きしもの」

新聞連載詩Vol.120 挿話「あの日の小窓」
 少し前の 過ぎた時を 振り返る!
  (自身の白黒写真とともに)
   大崎タイムス(2017.6.17)掲載より

17.jpg

「抱きしもの」VOL.120

なにを包んでいるの 
そんなに大切に
たおやかな曲線の 
その優しい
花びらに抱かれた
守られるべき慈しみは 
いま亡きひとへの
敬愛ではないのですか
その想いのすべてを
忘れないために
触れて壊して
しまわないように
そんなに柔らかな掌で 
包んでいるのでしょう
あなたの
変わらない気持ち 
木蓮の真実



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佐藤三昭ホームページ開設のお知らせ

論語によれば「天命を知る」よわい。
未だ何者でもありませんが、自身の半世紀を振り返ってみました。
微力ではありますが、滴る水のように、自分らしく、世のためにつとめてまいりたく存じます。
ご紹介させて頂きます。
お時間の許すときでもご覧ください。
(PC版として制作しておりますが、簡易版としてスマートホンでもご覧いただけます)
                                   佐藤三昭 拝
https://sansho6.wixsite.com/mitsuaki

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「吾を待つごと」

新聞連載詩Vol.119 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.6.10)掲載より

大崎タイムス・2017.6.10.jpg


「吾を待つごと」VOL.119

音のなき
風の音(ね)聞こゆ
わが原野
歩みこしさき
清きその声

鳴らさんと
思いあれども
風吹かぬ
吾を知りてか
鈴蘭咲けり

ひとひらの
あてなく舞った
花びらを
待っていたのか
風を揺らして






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「蝶の行方や」

新聞連載詩Vol.118 挿話「あの日の小窓」
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
   (自身の白黒写真とともに)
    大崎タイムス(2017.6.3)掲載より

3大崎タイムス.jpg

「蝶の行方や」VOL.118

楚々として
庭の片隅に
咲いていた
あなたの名前を
わたしは知らない
わたしの名前も
あなたは知らない
こんなに近くに
居たのにね
出会いとは
そのようなもの
はじめまして こんにちは

憶えなき
太古に交わした
約束は
初蝶(ちょう)の行方や
出逢うこの華と



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「空に描く朝」

新聞連載詩・大崎タイムス(2017.5.27)掲載より

「あの日の小窓」新聞連載詩Vol.117
  少し前の 過ぎた時を 振り返る!
    (自身の白黒写真とともに)

27.jpg

「空に描く朝」

風に言葉があるのなら
私は何を伝えよう

言葉に思いがあるのなら
花に何を映しだそう

思いに慕情があるのなら
鳥に何を歌わせよう

慕情に風があるのなら
私は何を預けよう


筆持ちて
椿の花と
鳥の歌
君への想い
空に描く朝
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