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「想像の幹」

新聞連載詩・大崎タイムス.2017.1.14掲載より

「想像の幹」VOL.98

思いつきや
ひらめきや
その突拍子もない
気づきに
出くわす

幻視のような
たわごとが
歩んできた
曲がり道の
その先に訪れる
偶然の顔をして

それを必然というのか
然るべき絵であった
そのように
過ぎてみて初めて
思うことがある

思いを巡らす
そのことでしか
得られない
出会いがあると

想像の幹から
描かれたもの
それがそうだ

投げ出したいほど
悩み続けた暗闇に
行く先が見えない
真っ白な霧の中で

それでもなお
わたしを苦しめ
しかし
救ったもの

想像という
捉えどころのない
摩訶なる空間に
放り捨てられ
さまよっても
思考の渦が
私を救いへと
導いてくれた

それはただ
流されたのではなく
何か一本の幹が
その背中に
確かにあったように
思い返される

小さなことでも
大きなことでも
想像してみる

あの雲が
雲でなくなる






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コメント 2

kobato

ひとつの気づきから、いろんな想いが広がっていく
言葉の出会いから世界が広がっていく
ひとつの言葉に、いろんな想いがあり伝わってくるからですね。
by kobato (2017-01-15 16:10) 

みっちゃん

思いを巡らせたのちに、ふと現る風景があるものですね。
kobatoさん、コメントありがとうございます。
by みっちゃん (2017-01-17 12:35) 

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