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「あの日から」

新聞連載詩・2017.3.11大崎タイムス掲載より

「あの日から」VOL.106

もう6年が経つ
あの日
私の背中に
大きな壁が建った

あの日から
時が止まった
かのように
大きな壁がある

どうしても
乗り越えられない

そこに描かれた
混沌の壁画が
振り返った先に
建っているから

あれから
前に進んだつもりでも
時が止まっていたのだ
振り返れば
あるのだから

私は一歩も
進んでなどいない
背中に
それが
あるのだから

時計だけが
針を進めて
6年という歳月が
過ぎただけのこと

時が過ぎたからとて
先に進んだのではない

時が過ぎたからとて
立っている場所が
変わったのではない

振り返れば
そこに
あの日の壁がある

壁に絵を描こう
綺麗な花を
流れる川を
町並みを
風を吹かせよう
光を当てよう

そうすれば
壁は表になって
取り戻せるかも

そう考えてみる
そう願ってみる
いまだから



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