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「ときには時を」

新聞連載詩・大崎タイムス2017.3.25掲載より

「ときには時を」VOL.108

ときには時を
忘れるがいい

その一秒は
刻まれるものだと
思わなければいい
ときには時を

働くことや休憩を
規則付けたのは
この一秒の正確さ
揺るぎない
杓子定規

日は昇り
そして沈む
春が来て夏が来る

月は満ち欠けし
その繰り返し中で
生きている

自然の営みは
もっと自然だ

きっと
その一秒と
長さの違う
一秒だ

ときには時を
忘れぬがいい
その一秒は
過ぎるのだと
思わなければならない

なすべきことや休養を
規定するのは
この一秒の大切さ
取り戻せない時間

ここに生まれ
そして死ぬ
青春を経て壮歳を生き

月は満ち欠けし
前とは違う
月を生きている

自然の営みは
もっと自然だ

きっと
その一秒と
長さの違う
一秒だ

私の一秒は
私の時計の中で
私を進めている




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